ゴルモア記 後編




9月7日 ヴェク酋長(Vek the Cheif of Savege)率いるサベージ族がアンデッドモンスターとともにデルシアを攻撃する。
9月21日 エレイン指揮官率いる冒険者達が、デルシア襲撃事件の黒幕であるジョーダン(Jordan)のアジトへの攻撃を行う。
10月5日 冒険者達がメイヤー(Meyer)の拠点を攻撃する。メイヤーは拠点として使っていた施設もろとも自爆した。
10月19日 ベネッサ(Venessa the General)が撃破される。
11月2日 オズボーン(Osbourne)とヴェクが一騎討ちを行い、ヴェクが敗れる。その後、オズボーンは冒険者達により倒された。
11月16日 エレイン指揮官率いる冒険者達が、パプア沖の孤島にあるゴルモア(Golmor the Dark Empelor)の本拠地に乗り込む。ゴルモアがついに倒され、一連の事件が終結する。

9月7日~11月2日までの記録はこちら


○ ゴルモアの装備

○ ミナクスの装備




○ 出発

 16日20時30分。ゴルモアとの決着をつけるために、ロードブリティッシュ城に冒険者たちが集まりました。


どんなときにでも挨拶は忘れない礼儀正しいブリタニア住民の皆さん  魔王を倒すために多くの冒険者たちが集結した・・・と書きたかったところですが、時間的に早すぎたようでそれほど人数が集まりませんでした。


 数はちょっと少ないですが、一人一人はいずれも歴戦の強者ぞろい(だといいな)。魔王が相手とはいえ、遅れを取るようなことはないでしょう。

城の広場にて  魔王を倒しブリタニアを救わなければならないという決意と、「人数足りないけどそのうち集まってくれるよ」という半ば願望に近い希望的観測を胸に、冒険者たちはエレイン指揮官の出したゲートをくぐって出発します。

 


○ テラの聖地へ



 ゲートの先はオズボーンのアジトでした。ここの魔方陣がゴルモアの本拠地へと通じているようです。魔方陣を作動させ、いよいよゴルモアの本拠地へと乗り込みます。
同じパーティに入ってたキャナルさんにしゃべったつもりだったんですが、ギルドチャットとPTチャットをまちがえました。


 ゴルモアの本拠地はパプア沖にある孤島「テラの聖地」にありました。島にはいつのまにか建物が作られており、その建物に冒険者たちは突入しました。ゴルモアの本拠地ということで無数のモンスターが待ち構えているのではないかとの予想に反して、建物の周囲を含めて、ほとんどモンスターはいません。肩透かしをくらったような形です。

 そのときでした。



○ 魔王ゴルモア




ゴルモア(変身前)  誰もいないと思われていた玉座に青い鎧の男が現れました。

皇帝ゴルモアです。


ゴルモア(変身後)  まもなくゴルモアはその正体である金色のデーモンへと姿を変え、最後の戦闘がはじまりました。

戦うエレインさん ← 真正面からゴルモアの攻撃を受け止める気合の入ったエレイン指揮官

 しかし、冒険者たちのいかなる攻撃もゴルモアに通用することはなく、戦闘は一方的な展開となりました。死傷者だけが増えていきます。このまま、冒険者達は全滅してしまうのでしょうか。


○ 最後の戦闘


 そのとき、建物内に真っ黒い人影が現れました。


ひさしぶりにミナクス出現 フェルッカの支配者である魔女ミナクス(Minax)の分身です。


女王様  ミナクス(分身)が語ったところによると、ゴルモアが魔界からトラメルに攻め込んできたのはミナクスの指示だったものの、その後、ゴルモアがミナクスの命令を無視して、独断で各地への攻撃を行っていたとのことです。



びっくりするゴルモア  ミナクスは一向に命令に従おうとしないゴルモアを切り捨てることに決心しました。


慌てるゴルモア  ミナクスが「Kal Ort Bet Ylem An Corp Por」という呪文を唱えました。


※ このマントラですが、最初のKal Ortの部分が召喚魔法を表し、次の、Bet Ylem An Corp を直訳すると「死ぬことのない小さな物体」なので、不死の宝珠の欠片を表していると思われます。

 そして、最後のPorは「動かす」という意味なので、「Kal Ort Bet Ylem An Corp Por」とは不死の宝珠の欠片を手元に呼び出す魔法であるようです。


画像だとわかりませんが、宝珠の上の黒い雲みたいなものはちゃんと動きます。 ← フィールドで囲まれた赤い台座の上にあるのが「不死の宝珠の欠片」


わかりやすい弱体化  ゴルモアの力の源である「不死の宝珠の欠片」を取り上げ、その場から立ち去りました。


ゴルモアの背後に回りこもうとするキャナルさん  今まで金色だったゴルモアの体の色が変化していることがわかります。


魔王怒る  宝珠の欠片を失ったゴルモアはこの場にいた冒険者たちを道連れにしようとします。最後の力を振り絞って戦う冒険者たち。


 ついに魔王ゴルモアは撃破されました。

(ゴルモアが撃破された直後にゴルモアの死体が爆発し四散してしまったため、死体の画像は撮れませんでした)



 こうして、デルシア襲撃以来2ヶ月に渡って続いた、一連のゴルモア関連の事件は幕を閉じました。

 RPG世界やファンタジー世界に魔王が出現するというのは珍しいことではありません。  しかし、並外れた能力を持つ勇者ではなく、平凡な能力しかもたない多くの冒険者達によって魔王が倒されたという事実は、ブリタニアという世界を象徴するかの出来事ではないかと思います。

 ブリタニアの平和は、超人的能力を持った勇者の力で守られるのではなく、多くの名も無き住民達の手により、これからも守られていくことでしょう。









○ ゴルモアの装備

 少々堅苦しい感じになった本文はともかく、こちらではゴルモアやミナクス様のファッション(装備)について見ていくことにしましょう。
 ゴルモアのマントである「Cloak of the Abyss」です。性能的にはBless属性がついてる以外の特徴はないです。
 マントの表と裏地の色が違っているところがポイント(?)が高いです。
首当てのかわりにネックレスです。ゴルモアは意外とおしゃれに気を使うタイプなんでしょうか?
 紺色の鎧です。07年当時にはこの色の染め粉はありませんでした。

(09年には似たような色の染め粉が登場しました。)



○ ミナクスの装備

 総抵抗107を誇るミナクス様の鎧です。ゴルモアの鎧と違って、性能がすごいです。
 そして、露出度もすごいです(体が真っ黒だからPDと同化してるけど)。
こちらは鎧ではなくマントです。とてもマントとは思えないとんでもない防御性能です。





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