ブリタニアの茶道






※ 2011年の記事ですが、場所がわかりづらいという指摘がありましたので、「雑記帳」から「ある出雲人の記録」に移動しました。





■ 茶葉を求めて




 ある日、いつものように筆者がベスパー酒場にいると、そこにえぬこさんがやってきました。


 ねえ
 茶葉って
 どこでうってるのさ



 たしかに茶葉は禅都の宿屋(※1)で販売されているアイテムです。
 全ファセット中、茶葉を販売しているのは禅都だけです。
 しかし、どのNPCでも売っているというわけではありません。
 職業がInnkeeperでなおかつ和服を着ているNPC(※2)でしか扱っていないという地味に入手困難なアイテムです。



 地味に入手が面倒ながらも、その使い道はというと・・・


 茶葉ってなにするの?
 お茶
 つくるだけ



 この異様なまでに巨大な茶葉ですが、使い道は単純にお茶を作るというだけです。
 茶葉1かご分を使用して作れる量は一杯分だけです。1かご分の茶葉を使用したお茶なる代物がどういう液体なのかは想像するだに恐ろしいものがあります。

 そこまで濃縮しちゃうと食べ物どころか毒薬として通用しそうなレベルになるんじゃないかとすら思えます。



 文の出だしからすでに危険な香りが漂いつつあるのですが、今回はえぬこさんが茶道に挑戦します。

※1 酒のマークの看板でなおかつしっかりと「居酒屋」と書いているので宿屋じゃなくて酒場のような気もしますが、店員はなぜかInnkeeperです。


※2 禅都宿屋には通常の服を着ているInnkeeperもいるがそちらは茶葉を売ってくれません。

 

■ 衝撃(ってほどでもないような気がする)の事実

 禅都で茶葉も買ったのでいよいよお茶が作れます。

 ところがここでアクシデントが発生します。


 ベスパー酒場が誇る巨大オーブンで調理を行おうとしたのですが、なぜか調理ができません。

 「焼くにはオーブンの側にいる必要があります。」というメッセージが出るだけです。

 すでにオーブンの側にいるはずなのになぜだろうかと考えていると…
 なんとこの「オーブン」だと思われていた物は「暖炉」だったのです!

 ベスパー壱の市会場に酒場が設置されて以来、長年にわたってオーブンだと思い込んでいたのですが、まさかあのオーブンがオーブンではなく暖炉だったとは夢にも思いませんでした。





■ お茶を飲もう


 ええと
 そちゃですが
 いただきます


 そのとき、妙な音が響きました。

 まるで何かをかじったような・・・


 ・・・
 なにいまのおと
 いま、ガリッて・・・
 ねえ


 お茶碗もかじるのが作法なんですよ
 なるほど
 え・えーーーーー
 丈夫な歯をお持ちで
 あのねえーー
 お茶ってのはね
 もっとじょうひんに
 (;д)....

 ブリタニアの茶道では湯のみも残さず食べなければならないことが判明しました。





■ 茶道の道具



 ブリタニアの茶道はともかく、ひきつづきお茶を飲んでいますが、ここでお茶について一つの疑問が生まれました。

 この棒 は何だろ?
ストロー
 おお!
 なんと

 斬新な
 くるってる!


 なんとブリタニアではストローでお茶を飲むことが判明しました。

 次々と明かされる衝撃の事実(ってほどでもないけど)にショックを隠し切れない様子のえぬこさんは・・・


 おちゃをもって
 おちゃを
 ひろめるわ
 いってくるわ・・

 えぬこさんは茶道を広めるためにいずこへともなく去っていきました。











■ 茶道とは?

 なんだかえらいことになってきたブリタニアの茶道ですが、判明したことをまとめてみたところ、ブリタニア茶道の衝撃の実態が明らかになりました。。



<ブリタニア茶道の作法>


・ 暖炉ではお茶は作れない

・ 一杯分のお茶を作るためには1かご分の茶葉が必要

・ お茶をだされたらストローで吸引

・ 飲み終わったら湯のみも残さずにかみくだくこと



 以上がブリタニア茶道の作法であると判明しました。
 もし、ブリタニアを訪ねた際にお茶を勧められた場合もこのページを読めば安心です。

 慌てず騒がず落ち着いて平常心を保ちつつ湯のみをかじりましょう













──────────────────────────────






戻る