かなりてきとーな解説




 難解な練成スキルを説明を書くにあたって、「かなりてきとーな練成講座」というやる気のかけらも感じられないタイトルにしておけば、手間が省けるんじゃないかなと思った筆者の思惑とは裏腹に、やっぱり長い文章になってしまったので解説文の一部をこちらに移しました。




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■ かなりてきとーな目次 その2

○ 強度の計算方法
○ かなりてきとーなプロパティ解説
○ アクセサリーのスキル入れ替え





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○ 強度の計算方法

 強度はその効果が上限の何%に相当するかで決定します。

強度=(現在の数値)÷(練成で増やせる上限値)×100

例1 ダメージ増加30%のついた武器におけるダメージ増加のプロパティの強度の計算

 練成で追加できるダメージ増加の上限は50%なので、この場合の強度は、(30÷50)*100となり、60%となります。

例2 幸運50のついた鎧における幸運のプロパティの強度の計算

 幸運の場合は練成で追加できる幸運の上限は100です。したがって、上限の半分の数字だから強度は50%となります。


 ナイトサイト・詠唱可・瞑想可・各種モンスター特攻など数字を減らしようがないプロパティの強度は100%として計算されます。






○ かなりてきとーなプロパティ解説

 


練成コスト
備考
<練成コスト・低>  1プロパティあたりの費用はだいたい1000gpほど。人によっては無料で引き受けてくれることもあります。
<練成コスト・中>  魔力化エキスが必要な練成です。こちらもそれほど金額はかかりません。
<練成コスト・高 その1>  レリックが必要な練成です。1プロパティあたり2~3万gpほど必要となります。
<練成コスト・高 その2>  希少素材を必要とする練成です。このランクになると希少素材をもちこんで依頼するという形になると思います。


■ 防具

 防具に付加できる効果の説明です。
 <練成コスト・低>に便利な効果が多いので、割と低コストで優秀な性能の防具を作れたりします。

 ただ、<練成コスト・中>・<練成コスト・高>にも優秀な効果があります。そういうわけで、 (防具に限ったことではありませんが)性能にこだわるとなると話は別になります。

<練成コスト・低>

プロパティ
備考
秘薬コスト(18%まで)  メイジはもちろん、生産キャラやスキル上げにも便利なので非常に人気のある効果です。秘薬コスト18%を付加するのにかかる費用は約1000gpくらいです。
 ただし、19%以上だと「妖精の翼」が必要になります。


 練成とは関係ないのですが、ルナなどの大都市のベンダーでは初心者用装備ということで、秘薬コストのついた防具やアクセサリーが売っていることもあります。
 他シャードでキャラクターを育ててみたいと思った場合はベンダーを探してみるといいかもしれません。
幸運(90まで)  狩りの際には便利です。幸運91以上だとチャーガ茸が必要です。
物理ダメージ反射(13%まで)  敵から受けた物理属性ダメージを反射する効果があります。あまり人気のないプロパティではあります。
抵抗増加  名前のとおり、防具の抵抗値を上げるという非常にわかりやすい効果で、当然ながら人気の高い効果ではあります。
 抵抗増加の上限は鎧の素材などもかかわるなどやや複雑なので説明を省きますが、材質がノーマル皮の皮鎧なら練成後は15~16くらいまでの数値になると思ってください(増加する抵抗値が15~16という意味ではなく、増加分を含めた抵抗値が15~16になるという意味です)。


<練成コスト・中>


プロパティ
備考
ステータス上昇  どんな世界であっても体力やスピードは高いに越したことはありません。というわけでかなり人気のある効果です。

 ただし、防具のステータス上限は HPは最大で5まで、スタミナ・マナは8となっております。
 練成でステータス上昇を付加する場合は、HPは4まで、スタミナ・マナは7までにしておいたほうが特殊素材を使わずに済むので経済的です。
回復効果  各ステータスの自然回復速度を増やす効果があります。

 こちらもステータス上昇と同じく、ステータスによって上限が異なり、HP回復・マナ回復は2まで、スタミナ回復は3までとなっております。
 練成で回復効果を付加する場合は、HP回復・マナ回復は1まで、スタミナ回復は2までにしておいたほうが特殊素材を使わずに済みます。


<練成コスト・高 その1>


プロパティ
備考
マナコスト(7%まで)  マナ消費を抑える非常に便利なプロパティです。レリックの破片を必要とするので費用は結構かかります。
 装備にマナコスト7%を付加するためには1個7000gp(2012年現在の相場)のレリックの破片が4つ必要なので、3万gpもかかることになります。


<練成コスト・高 その2>


プロパティ
備考
瞑想可  かつてはアビス布が必要でしたが、2013年4月のパブリッシュ81で変更があり、瞑想可の付与と除去については、NPCのMage guild masterが行うことになりました。

 秘薬屋に行くと他のMageたちに混じって、杖を持ったNPCがいますが、彼(彼女)がMage guild masterです。

 ただし、料金は1回25万gpと非常に高額なのでご注意ください。
ナイトサイト  イコルの瓶が必要です。

 なお、希少素材を使った練成を行う場合、要求される希少素材は基本的に10個です。希少素材を10個集めないと練成できないものと考えておいてください。
強度91%以上の
プロパティ
 強度91%だとたいていは特殊素材が必要なので費用と手間がかかります。



■ アクセサリー


<練成コスト・低>


 アクセサリーに付加する効果の説明です。

 防具と重複する効果が多いのですが微妙に効果が違うものも混ざっています。

プロパティ
備考
秘薬コスト   防具と同様の効果です。
幸運   こちらも防具と同様の効果です。
抵抗増加  こちらも防具と同様の効果なのですが、アクセサリーで防御力を上げようと思う人はあまりいないようです。


<練成コスト・中>


プロパティ
備考
ステータス増加  ヒットポイント・スタミナ・マナを増やすのが防具のステータス増加の効果ですが、こちらは防具と違ってアクセサリーだとSTR・DEX・INTを増やす効果があります。
武器ダメージ   名前の通りの効果です。練成で付加できる上限は25%です。23%以上だと「クリスタル片」が必要となります。
魔法ダメージ増加   こちらも名前の通り、魔法ダメージを増やす効果です。練成で付加できる上限は12%です。11%以上だと「クリスタル片」が必要となります。
POT強化  ポーションの効果を増やす効果があります。
 筆者はあまりポーションを使わないのでよくわかりません。

 どちらかというと対モンスター戦というより、対人戦では重要な効果らしいです。
Skill増加  名前の通り、スキル値を上げる効果です。さまざまな用途に使えるので非常に人気のある効果です。
 他シャードでキャラクターを育てたいときに秘薬コストと魔法スキル増加のついたアクセサリーを入手できれば、キャラ育成がかなりスムーズになります。

 +13までなら特殊素材を必要としません。


<練成コスト・高>


プロパティ
備考
マナコスト   防具のマナコストと同じ効果です。
命中  武器攻撃の命中率を上げる効果です。13%までなら特殊素材は必要ありません。
 14%以上だと「正確のエッセンス」が必要となります。
回避  武器攻撃の回避率を上げる効果です。13%までなら特殊素材は必要ありません。
 14%以上だと「単一のエッセンス」が必要となります。
キャストリカバリ  呪文詠唱後の待機時間を減らして、素早く体勢を立て直す効果があります。

 リカバリの上限は3となっています。リカバリ2までなら特殊素材は必要ありません。


<練成コスト・高 その2>


プロパティ
備考
ファストキャスト  呪文を唱える速度があがります。当然ながらメイジに大人気の効果ですが、レリックの破片に加えて、達成のエッセンスまで必要となるので、かなりの費用がかかりますのでご注意ください。

 ファストキャストについては練成でファストキャストを付加するよりも、あらかじめファストキャスト1だけしかついていないアクセサリーを用意しておいて、そのアクセサリーに他の効果を追加したほうが経済的ではあります。
ナイトサイト  イコルの瓶が10個必要です。
強度91%以上の
プロパティ
 強度91%だとたいていは特殊素材が必要なので費用と手間がかかります。



■ 武器


 武器に付加することのできる効果についての項目です。

 なぜ「武器」の項目が一番最後なのかというと、それはこのページの筆者は戦士キャラ用の武器を滅多に作らないから、武器についての知識があんまりなかったりするというなかなかダメな事情があったりしますです。

<練成コスト・低>


プロパティ
備考
リーチ系   この<練成コスト・低>の中では一番人気があるプロパティではないでしょうか。

 リーチ系は3つありますが、上限については武器の種類や攻撃間隔ともかかわるので説明は省きます。
範囲攻撃  攻撃命中の際に周辺のモンスターにもダメージを与える効果です。上限は50%ですが、希少素材を使ってまでこの効果をつけようと考える人はあまり多くはなさそうです。
抵抗増加   防御力があがります。武器を防具代わりに使おうと思うのなら有用な効果なのかもしれませんが、そういう人はあまりいないようです。
追加魔法(Dispel)  追加魔法は5つありますが、ディスペルのみは魔力の残骸を素材とします。


<練成コスト・中>


プロパティ
備考
武器ダメージ   名前の通り、武器による攻撃時のダメージ量を増やす効果があります。

 練成による上限は50%です。44%までなら希少素材は不要です。
回避低下  8秒間相手の回避率を大幅に低下させます。

 練成による上限は50%です。44%までなら希少素材は不要です。
命中低下  10秒間相手の命中率を大幅に低下させます。

 回避低下と似たような説明ですが、回避低下のほうが人気が高いです。

 練成による上限は50%です。44%までなら希少素材は不要です。
魔道武器
 魔道武器の効果がついている武器は、武器の命中率が魔法スキルによって決定されるようになります(ただし、その武器のスキルが魔法より高ければそちらが適用されます)。
 他のプロパティと違って、数値にはマイナスがついているので数値が低いほうが効果が高くなります。

 練成による上限は-20です。-21までなら希少素材は不要です。
追加魔法
(ファイアボール・ハーム)
 こちらはファイアボールとハームの追加効果です。

 練成による上限は50%です。44%までなら希少素材は不要です。
幸運   防具・アクセサリーの同名の効果とまったく同じです。

 おかげで説明文をコピーするだけで済むので楽ではあります。


<練成コスト・高 その1>


プロパティ
備考
速度   攻撃速度を上げる効果があります。同じ威力なら多く叩いたほうがダメージ量が増えるので当然といえば当然なんですが、速度は戦士に大人気のプロパティです。
 強力な効果なので練成費用も結構高いです。

 練成による上限は30%です。25%までなら希少素材は不要です。  
命中  命中率を上げる効果があります。

 練成による上限は15%です。13%までなら希少素材は不要です。
回避  回避率を上げる効果があります。

 練成による上限は15%です。13%までなら希少素材は不要です。
追加魔法
(ライトニング・マジックアロー) 
 こちらはライトニングとマジックアローの追加効果です。

 練成による上限は50%です。44%までなら希少素材は不要です。


<練成コスト・高 その2>


プロパティ
備考
ベストウェポン  この効果がついた武器にかかわるスキルをもっていない場合、覚えている武器スキルの中でもっとも数値が高い武器スキルを代わりに適用するという効果があります。
詠唱可  呪文を詠唱する際に武器を外さなくてすむという効果があります。

 なお、詠唱可を付加するとセットでファストキャスト-1がついてくるので、呪文を唱える速度が遅くなります。
ファストキャスト  呪文詠唱速度があがります。アクセサリーと同じ効果です。

 詠唱可の効果がついた武器にファストキャストを不可すると、詠唱速度低下の効果を打ち消すことができます。
下位特攻  モンスター特攻の効果はかなり古くから存在しており、特定のモンスターに対するダメージ量を増やす効果があります。

 下位特攻はモンスターの種類にかかわらず素材は白真珠10個となります。真珠ということで釣りスキルで取れたりすることもあります。
上位特攻  爬虫類特攻や亜人系特攻のようにその種類に属するモンスターへのダメージを増やす効果です。

 こちらは種類ごとにそれぞれ別の希少素材を使用します。
 特に悪魔特攻用の希少素材である「デーモンの爪」は非常に攻撃力の高いFire Daemonが持っているので入手が困難です。
強度91%以上の
プロパティ
 強度91%だとたいていは特殊素材が必要なので費用と手間がかかります。

 ちなみにまったく練成とは関係ありませんが、この項目は防具の欄の同じ項目の説明文をコピーしただけだったりします。







○ アクセサリーのスキル入れ替え

 アクセサリーにつくスキル上昇のプロパティはある程度変更することが可能です。練成メニューの同じ「スキル群」内限定という制限はありますが、別のスキルに変更することができます。

 代表的な例は武器スキルです。剣・槍・メイスは3つとも「スキル群1」に含まれるので変更することができます。



○ スキル入れ替えの手順

 このアクセサリーのスキルを槍術から剣術に変更してみましょう。
 まずは練成メニューを開いて、「スキル群」を選択します。

 この場合は「スキル群1」を選びます。

 スキル群1は槍術・棍術・剣術・音楽・魔法の5つです。
 「スキル群1」から剣術を選択します。
 確認メニューでは、左上の「特性」の欄が剣術に、「変更」は槍術になっています。
 この通り、スキルがいれかわりました。

 ただ、変更することができると言っても練成メニュー内の同じスキル群内に限られているので、自由に変えられるわけではありません。


○ 入れ替えができない組み合わせ

 アクセサリーのスキル群のカテゴリーがが違っていると入れ替えはできません。

 さきほどの剣術(スキル群1)がついたアクセサリーに別のスキル群(スキル群2)のスキルを追加してみましょう。
 同じ手順で今度は格闘を選択します。
 さきほどとはちがって、スキルは入れ替わることなく格闘が追加されてしまいました。



○ スキル群について

 スキル入れ替えを行うこと自体があまりないかもしれませんが、一応掲載しておきます。

 スキル群ごとのスキルは以下の通りです。


スキル群1
スキル群2
スキル群3
fencing
mace fighting
swordmanship
musicianship
magery

wrestring
taming
spirit speak
tactics
provocation

focus
parrying
stealth
meditation
animal lore
discordance


スキル群4
スキル群5
bushido
necromancy
veterinary
stealing
Evaluating Intelligence
anatomy
Mysticism
peacemaking
ninjitsu
chivalry
archery
resistance
healing
throwing




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