2010年 7月~12月






7月  6日、グレン(Glen)が大量の料理を作り上げ、壁のように積み上げる。(七夕イベント)
 これまでのあらすじ(別ページへ)  ベルガとアルタイルの会話(別ページへ)
7月10日  10日、ロードブリティッシュ城中庭で花火ワンドが配布される。
7月27日
 7月27日から8月3日までの期間限定で、ブリタニアイベント振興協会がオバケ屋敷が設置する。

 ただし、オバケ屋敷内の施設設置を担当したメソナがオバケ屋敷内に実在のモンスターを大量に配置したため、5月のメソナ邸のクリームパイに引き続き、再び膨大な量の死人を出す大惨事となった。 →「メソナのお化け屋敷」
8月5日
 トレジャーハンティングで発見される宝物に変化が見られる。

 また、トレジャーハンティング用地図の作成技術に向上が見られ、従来の手書き式からより精密な作図が行われるようになった。

 6月からロストランドのオフィディアン居住地に対する侵攻を行っていた組織「ベイン(Bane)」はイルシェナーに移動した。
8月7日
 第75回Vesper壱の市が開催される。

 ソウルフォージと通常のフォージが中央に設置されたため、中央舞台の位置がやや南側に変更される。また、福引所の西側方向に向かって会場が拡張された。
8月30日
 8月30日、ブリタニア政府は新型の船舶の開発を行っていることを発表した。

 また、ブリタニア住民の間に「もうすぐ海に海賊が出現するらしい」「大砲を搭載することができる新型船が作られている」などの噂が流れはじめる(新拡張パック「未踏の航路」が発表された)。
9月3日
 22時ごろヘイブンに盗賊モーガンが現れ、盗んできた「黄金のバシネット」にかけられた呪いにかかってしまい、ヘイブンにいた冒険者たちに救助を求める。その後、呪いは無事に解かれる。
 事件解決後盗賊モーガンは、盗賊稼業から足を洗いこれからは羊飼いとして生きていく、と冒険者たちに告げてその場から去っていった。
10月14日
 14日、ムーングロウ島・マジンシア島・ヒスロス島の3つの島の中間に当たる海域にシーマーケット(シーマーケットは後述の漁師ギルド「竜魚会」が運営している)が建設された。
 徳之島やテルマーから新たな造船技術が伝わり、新型船の建造が可能になった。ブリタニアの大航海時代が幕を開ける(「未踏の航路」(Adventures on the High Seas)導入)。

 各地で無数の船が行き交う時代となったため、それを狙う海賊が出現。特にジェロームから出航する商船を狙う海賊が多数出現した。
 この時期からブリタニア各地でスカリス(Scalis)と呼ばれる怪物の目撃が相次ぐ。

 漁師ギルド「竜魚会」(Order of the Dragonfish)が活動を開始した。

 ブリタニア各地で新種の魚が次々と目撃され、それらを使った新たな料理が作られるようになる。
10月30日
 ハロウィンが行われる。ブリタニア住民の名前入りかぼちゃが各地で発見される。

 アンブラの商人がヘルハウンド用のエサを販売する。しかし、そのエサを食べたヘルハウンドがエサをあげた人に襲い掛かるなどの事件が各地で発生する。
 また、深夜になると狼男に変身する人物が各地で目撃される。

 ブリタニア各地で硝石鉱床が見つかり、またブリテイン・スカラブレイでも硝石が販売されることになったため、14日以来続いていた硝石不足がようやく解消された。

 ブリタニア政府から住民にさまざまな贈り物が届いた(UO13周年記念アイテム配布)
12月25日
 ブリテイン郊外に住むSanti氏が殺害されるという事件が発生する。Santi邸に住んでいるトナカイのTonyの証言により、Shafonさんが犯人ではないかと疑われる事態となった。
 その後、Santi氏は気絶していただけであり、また証言を行った際のTonyが酔っていたこともわかり、Tonyの証言はまったくの虚偽であることが判明。
 Shafonさんにかけられた疑いは晴れた。


2010年 1月~6月

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○ 7月

この画像をクリックすると筆者が(無駄に)がんばって作ったgifアニメが見られるよ  7月6日、今年も七夕イベントが行われました。

 2年前から、「ベルガとアルタイル(及びアルタイルに対する嫌がらせのために毎年奇行を繰り返すベルガの親父)の物語」これまでの七夕イベントのあらすじ)という形式を取っているこのイベントですが、今年もベルガの父グレンが料理をしっかりと料理を積み上げました。


← 笹と短冊の周りが光ってます。(左の画像をクリックすると別ページへ)

 昨年・一昨年と2年連続でグレンの用意した嫌がらせ試練を乗り越え、交際を認められたベルガとアルタイル。

 二人で料理屋を開くため、アルタイルがメニューを考えているとそこに今年もグレンがやってきました。昨年に続き、またしても娘のベルガを光の道に閉じ込め(実の娘を2年連続で閉じ込める父親というのもどうかと思うが)、そこをグレン特製料理で封鎖してしまいました。この料理を突破しなければベルガに会うことはできません。

 アルタイルはこの試練を乗り越えることができるのでしょうか?
20時ごろ開催のイベントにもかかわらず、30人くらい来ていた  昨年同様、今年も膨大な料理を前に途方にくれるアルタイル君を救うために、集まってくれた冒険者たちが駆けつけ、集まった冒険者の皆さんが人数に物を言わせて壁型料理を粉砕、ついに料理の突破(※)に成功しました。


※ 料理を食べたことを表す表現として「突破」などという単語を使うことは非常に珍しい。
毎年こんな感じの騒動を起こしているこの二人。正確には騒動を起こしているのはベルガの親父のグレンだけど。  こうして冒険者たちの努力によって壁を突破することに成功したアルタイル君はベルガに会うことができたのでありました。
 →ベルガとアルタイルの会話




○ 料理の名前と色

ピンク色の部分が愛の料理  昨年は茶色一色だった料理ですが、今年はグレン氏の腕前が上がったらしくカラフルな色の料理となってます。

 料理の先頭部分は「愛の料理」ですが
濃いピンクの部分は男の食べ物。妙に芸が細かい。 最後の2列については「男の食べ物」と名前がかわっています。



○ 7月10日

この画像をクリックすると筆者が(無駄に)がんばって作ったgifアニメが見られるよ  いままで多くのブリタニア市民が愛用していた花火ワンドですが、さまざまな改良を加えた新型ワンドがついに登場、7月10日からロードブリティッシュ城内で配布されることとなりました。


 単発の花火を打ち上げていた従来の花火ワンドとは違い、新型ワンドは最高で一度に49発も撃てるようになり、見た目がかなり派手になりました。

 その分、花火ワンドの魔力の消費もはげしいのですが、この点を補うために新型ワンドには時間の経過とともに自然に回復する新機能が搭載されました。





○ 7月27日

メソナ登場  そういうわけで、7月27日から8月3日まで(実質的に8月2日まで)の期間限定でオバケ屋敷がオープンしました。

 1月の「ハルの心配事」、4月の「メソナのお礼」に続き、今度はメソナ考案による恐怖のオバケ屋敷が作られました。

 詳しい内容はこちらをご覧ください。→ 「メソナのお化け屋敷」


○ 8月5日

 年々増えていく強力な武器・防具に対して、これまであまり良いアイテムが発掘されることのないという評価を受けていたトレジャーハンティングでしたが、この時期から宝箱から練成用の素材やマナ同調のオーブ、ニセの恩赦状などさまざまなアイテムが見つかるようになりました。

 また、これまでは手書き式だった地図ですが、より精密な地図へと変わりました。この変更に伴い、それまでトラメルとフェルッカ(T2Aでも作成できなかった)でしか作成することのできなかった地図が他のファセットでも作ることができるようになりました。

 地図がわかりやすくなったこととテルマーやマラスでも地図が作成できるようになったのは結構なんですが従来の手書き式地図も、黒い線のみで描かれていたため海だか陸だかわかりづらくてしょうがない点も含めて、それはそれで味がある地図だったのでちょっと残念です。

 また、これまでロストランドのオフィディアン居住地に対する侵攻を行っていた組織「ベイン(Bane)」はイルシェナーに霊性ゲート付近に拠点を移しました。

○ 第75回Vesper壱の市(8月7日)

 7日に開催された第75回Vesper壱の市ではソウルフォージと通常のフォージが中央に設置されたため、中央舞台の位置がやや南側に変更されることになりました。
 また、福引所も川の上に桟橋を作るという方法で拡張されました。

○ 8月7日

 8月7日、7月に発見されたばかりのクリスタル()が盗まれるという事件が発生しました。
 事件発生当時クリスタル周辺にいた警備兵たちを殺害してクリスタルを奪い取るという力技での犯行です。

、ブリタニア政府は冒険者たちにクリスタルの奪還を命じました。

 なお、その際にクリスタルをいれるためのケースが配布されました。



○ 8月30日

 ブリタニア政府は新型の船舶の開発を行っていることを発表しました。新型船については歓迎する声が多かったものの、何の前触れもない急な発表だったため、ブリタニア住民の間には困惑と期待の声があがりました。

 また、この時期から住民の間に「もうすぐ海に海賊が出現するらしい」「大砲を搭載することができる新型船が作られている」などの噂が流れはじめました。

○ 9月3日

 22時ごろヘイブンに盗賊モーガンが現れました。本人いわく盗んできた「黄金のバシネット」にかけられた呪いにかかってしまったとのことです。

 ブリタニアの法律では窃盗罪は死刑()をもって論ぜられるのが常なのですが、何はともあれ、その場にいた冒険者たちによって呪いは解かれました。

 その後盗賊モーガンは、盗賊稼業から足を洗い、これからは羊飼いになると言い残して去っていきました。
←イベントに登場した羊飼いのピーターさん。



○ 10月14日

 14日、ムーングロウ島・マジンシア島・ヒスロス島の3つの島の中間に当たる海域にシーマーケット(シーマーケットは後述の漁師ギルド「竜魚会」が運営している)がオープンしました。

 シーマーケットでは新型船や珍しい調味料などが販売されており、多くのブリタニア住民がシーマーケットを訪れ、シーマーケット周辺の海域は無数の船でごったがえしてました(もちろん筆者もその一人ですが)。

 シーマーケットでは徳之島やテルマーから新たな造船技術が伝わったことで、新型船の建造が行われました。
 まさにブリタニアの大航海時代が幕開けだといえるでしょう。

 シーマーケットオープンに伴い、漁師ギルド「竜魚会」(Order of the Dragonfish)が本格的に活動を開始しました。  この時期からブリタニア各地で新種の魚が次々と目撃され、それらの魚にシーマーケットで販売される新しい調味料を使うことでさまざまな効果が発生する新たな料理が作られるようになりました。

 また、魚の配達の依頼が行われるようになりました。
 この依頼をこなすと釣りスキルの上限があがるパワースクロールなどをはじめさまざまな報酬がもらえるという仕組みです(翌11年7月に報酬がさらに追加されました)。


 新しい船や珍しい料理などが増えた反面、さまざまな理由で海上を無数の船が行き来することになったので、商船を狙う海賊が出現することになりました。
 特にジェロームから出航する商船を狙う海賊が多数出現したため、ジェローム近海は無法地帯となってしまいました。

 また、この時期からスカリス(Scalis)と呼ばれる怪物の目撃報告が行われるようになりました。このスカリスは普段は海の中で生息しているモンスターなので陸上にあがることはないのですが、上半身だけで4~5mもある巨大生物です。
 大きいだけならオークブルートや古代龍などのほうが大きいのかもしれませんが、この生物の特徴としては非常に高い攻撃力ととほうもない耐久力が特徴です。スカリスのウロコはたいていの武器や魔法を一切受け付けないほどで、船の大砲でも持ち出さない限りたいしたダメージを与えられないとのことです(その後、ブリタニア住民の戦闘技術の向上により数人でパーティを組めば倒せることができるようになりました。
 ただし、2012年現在、1人でスカリスを倒したという話はまだ聞いたことがありません)。

 スカリスは古代の投網を使えば出現することがあるのですが、古代の投網を大海原の真ん中で投げても、海岸からなげたとしても同じようにスカリスが出現してしまうため、ヘイブンなどの住民が多い都市にスカリスが襲来する事件がたびたび発生しました。

○ 10月30日

 今年もブリタニアにハロウィンの季節がやってきました。
 ブリタニアのハロウィンといえば墓場に死神が出没して住民をあの世に連れて行ったり、街中で人々にお菓子をねだっただけで爆破されたりするという世にも物騒な民族行事のことです。
 「ブリタニア版ハロウィン」が何を祝う行事なのか、またどういう経緯で発生したのかについては筆者にもよくわかりません。

 今年はアンブラムーンゲート近くで、商人がヘルハウンド用のエサを販売を開始しました。ヘルハウンドをペットとして飼育しているテイマーさん向けの商品ではないかと思われます。
 なお、そのエサを食べたヘルハウンドが巨大化して人に襲い掛かるなどの事件が各地で発生、商品の安全性が問われる事態となりました。
 また、深夜になると狼男に変身する人物が各地で目撃されるなど、今年も物騒な事件が相次ぎました。

 今回の特徴としてはなんといっても、ブリタニア住民の名前入りかぼちゃが各地の畑で発見されるようになったことでしょう。  多くの住民が自分や親しい人の名前入りかぼちゃを探すために畑に通うという事態になりました。

 10月に船の大砲が実用化されて以来、火薬の材料となる硝石不足の問題が発生していましたが、この時期にブリタニア各地で硝石鉱床が見つかりました。採掘スキルをもっていれば硝石を掘り出すことが可能となりました。

 またブリテイン・スカラブレイでも硝石が販売されることになったため硝石不足がようやく解消されました。


 ブリタニア政府から住民にさまざまな贈り物が届きました(※)。

 この時に配布された白色皮染め桶が各家庭やお店に配置されることが多くなりました。

 また、それまでのブリタニアの多くの家庭では時計があまり普及していなかったのですが、デザイン的に優れた時計が出回るようになったため、壁などに時計を設置する家が増えました。


※ チケットの内容

白色皮染め桶
時計(小さな古時計・大きな古時計・白い古時計)
陳列ケース
プランター(材質は古代石・グラエキア・モダンストーン・オーク樽の4種類)
13周年記念フルーツバスケット




○ 11月13日





○ 11月20日





○ 12月



12月25日  ブリテイン郊外に住むSanti氏が殺害されるという事件が発生する。Santi邸に住んでいるトナカイのTonyの証言により、Shafonさんが犯人ではないかと疑われる事態となった。  その後、Santi氏は気絶していただけであり、また証言を行った際のTonyが酔っていたこともわかり、Tonyの証言はまったくの虚偽であることが判明。  Shafonさんにかけられた疑いは晴れた。


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※1 このクリスタルは、後日ベイン軍首領が奪った2面性のクリスタルと思われる。

※2 100万gp以上の価値がある城の権利書を盗んでも、道具屋でバナナ一本をくすねたとしても、どちらも公平に死刑になってしまうという不公平極まる刑罰には問題があるが、2000年4月のトラメル誕生後はPCからは盗めなくなったのでトラメルにいる限りは特に気にする必要はない。
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2010年 1月~6月


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