2009年






1月 カスカ卿(Lord Casca)がブリタニアの統治者に就任
2月 ブリタニア全住民に対してバレンタインのプレゼントが配布された。
3月 シャドーロード配下のモンスター集団が各地から撤退する。モンスターの撤退により、昨年10月より続いていた「War of Shadows」と呼ばれる一連の戦闘が終了する。
3月 ブリタニアで通過単位の変更が行われ、お金の重量が3分の1の重さになる。

 修正前: 50gpで1ストーン 
 修正後:150gpで1ストーン
5月 壱の市会場にて、UO版アタック25が開催される。
6月 大雨警報発令。ブリテインの西部とミノックの東部で局地的な豪雨に見舞われる。その地方で、凶暴化した風の精霊(air elemental)が発見され、この大雨が精霊の仕業であることが判明した。
6月 モンスターが徳之島帝国の宝物庫を襲撃し、宝物を盗む事件が発生する。(第3回トレジャーオブトクノ)
 後日、宝物庫の襲撃がシャドーロードの命令によるものであったことが判明する。
7月 サーペンツホールドの西で、カスカ卿の邪悪な意図について、Eniale氏がブリタニア住民に向けて警告を行う。同日、同地に集まったデーモンによる襲撃事件が発生する。
8月 ドーンがシャドーロード撃破のために立ち上がる。
 ドーンが冒険者たちに静寂のローブを贈る。
9月3日  9月3日、クリムゾンドラゴンの集団がフェルッカ側のトリンシックを襲撃した。クリムゾンドラゴンの襲撃を防ぐべく、トリンシックの街にプラチナムドラゴン(Platinum Dragon)が出現。トリンシックを舞台にドラゴン同士による戦闘が行われ、プラチナムドラゴンが勝利を収めた
9月4日  9月4日、ヒスロス島にあるデーモンテンプル地下にシャドーロードのアジトがあることが判明。ドーン(Lady Dawn)とブリタニアの冒険者たちにより、戦闘の末にシャドーロードが撃退される。
 同日、ロードブリティッシュ城の庭でカスカ卿の死体が発見される。1月の就任から数えてわずか8ヶ月でカスカ卿の統治は終わった。
9月7日 7日に新女王としてドーン(Lady Dawn)が選出される。
9月9日 9日深夜、ヒスロス島で大規模な地殻変動が発生。ヒスロス島の西側で、島とほぼ同じ大きさの火山が出現し、そこでガーゴイルの世界であるテルマー(Ter Mur)へ通じる洞窟が発見される。

 テルマーの建築技術がブリタニアに伝えられる。
9月26日 ガーゴイル族の女王であるザー女王(Queen Zhah)がブリタニアを訪れた。

 ザー女王の協力により、ムーンゲートを使ってテルマーに移動することが可能になった。
 ブリタニア各地で各種染め粉作成や復活のタネの入手のため、植物の栽培が流行する。
10月  ハロウィーンがはじまる。ブリタニア住民の間でモンスターに変装することが流行する。

 細工師ジャレド(Jared)がモンスターに変身することのできる薬品の開発に失敗する。
10月  細工師ジャレド(Jared)がモンスターに変身することのできる薬品の開発に失敗する。
11月  感謝祭が行われる。

 巨大七面鳥ジャイアントターキー(Giant Turkey)が各地に出現する。
12月  ブリタニアに大雪が降る。

 仮装用の衣装が増える。

 吹き込みスキルの修正が行われ、魔力抽出バッグの販売が終了する。


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○ 1月

 出雲シャード誕生以来、長きに渡りブリタニアを治めていた国王ロードブリティッシュに代わり、統治評議会は新たなるブリタニアの統治者として、王立大使であるカスカ卿(Lord Casca)を「ブリタニアの統治者」として選出しました。
 カスカ卿は知名度が極めて低く、貴族出身であるということ以外はまったく知られていないのですが、統治評議会で選出されたということは、縁の下の力持ちのような存在だったと想像されます。
 1月22日にはブラックソーン城の城門前で、カスカ卿がブリタニア住民に対して就任の挨拶を行いました。

カスカ卿の演説


 演説の舞台となったブラックソーン城の以前の主であるブラックソーン卿と言えば、国王ロードブリティッシュの統治下で国王を支えてきた人物であり、カスカ卿の就任演説の舞台が政治の中心であるロードブリティッシュ城ではなく、あえてブラックソーン城を選んだのは、国王代理であっても国王ではないカスカ卿が、かつてのブラックソーン卿のような役割を果たすものであるというメッセージを国民に送る意図があったのではないかと思われます。

 ただし、かつては国王を支えていたブラックソーン卿はその後エクソダスに操られ、エクソダス配下の機械化モンスター軍団を率いて反乱を起こした末に死亡しており、就任演説後にカスカ卿の統治者就任に対してネズミのシェリーが不満をもらしていたことも併せて、まるでカスカ卿の前途を暗示するような就任演説となりました。




※ カスカ卿の地位について

 カスカ卿はたしかに国王令という名前の布告を何度も出しており、就任について記された記事(BNNの1月14日付の記事)でも「我らの王に讃えあれ! 」と締めくくられているように、正式に国王の地位についたかのような表現が見られます。
 しかし、7月25日の国王令では

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 言うまでもなく、諸君は王に絶対の忠誠を誓わなければならない。そして、現在はわしが王の全ての権限を代行しており、王に等しい唯一無二の存在なのである。

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 このように、カスカ卿自らが「国王の権限を代行している」と言っているし、また、BNNの他の記事でもカスカ卿の肩書きは「王国の統治者」としか記されていないので、国王ではなく国王代理なのではないかと思います。




○ 2月14日

 今年もバレンタインのプレゼントが配布されることになりました。

 プレゼントの中身は、カード・チョコレート・ベーコン・ときめくハァトの4つです。

 カード・チョコレートは昨年とほぼ同じ、ベーコンについては「バレンタインにベーコンを贈る」というブリタニアの風習によるものです。

 最後の「ときめくハァト」というすごい名前のアイテムなんですが、この「ときめくハァト」を使うとキューピッドが現れ、持ち主が書いた愛のメッセージを朗読してくれるという一風変わったアイテムです。


 ・・・・なお、筆者はときめくハァトを使って、「死して屍拾うものなし」などというメッセージをしゃべらせたり、または行商の際の宣伝文句を読み上げさせたりと、本来の使用法をまったく無視した使い方をしてたりします。


※ ときめくハァト使用時にBGMが変更される現象が発生しますが、その際に「The Wonderer」という、UO内ではほとんど使われていないBGMに変わることがあります。
 この曲を聴きたい場合は「Program File」から「Ultima Online Stygian Abyss 2D」を開いて、その後、「Music」-「Digital」-「The Wonderer」を選択すれば聞くことができます。

○ 3月

 シャドーロード配下のモンスター集団が各地から撤退したため、昨年10月より続いていた「War of Shadows」と呼ばれる一連の戦闘がやっと終わりました。
 この半年もの間、各地の街ではしばしば無数のモンスターがいることがあって、極めて危険な状況が続きましたが、ようやく引き上げてくれたので住民は愁眉を開くことができました。

 ブリタニアで通過単位の変更が行われ、お金の重量が3分の1の重さになりました。つまり、1ゴールドあたりに含まれる金の含有量が3分の1に減らすというかなり極端な通過の切り替えであるので、もし金本位制度を採用している国なら、ほぼ確実にインフレを引き起こすでしょう。
 ブリタニアでもインフレを加速させる可能性はあるんですが、「お金が軽くなったから狩りのときにたくさんお金が運べる」という単純な理由であり、金本位制の国家とは別の理由なので、ブリタニア経済にはたいした影響はなさそうです。


○ 3月下旬

 2年前のヘイブン崩壊の際の爆発以来、ニューヘイブンで療養を行っていた魔術師クレイニンを安全な場所へ移動させることになりました。

 ところが、この輸送計画がシャドーロード側に漏れたらしく、護送中にモンスターの襲撃があり、多数の死傷者を出したものの、クレイニンの護送自体は無事に成功しました。



クレイニン


 しかし、翌4月には、安全な場所であるとされた移動先でクレイニンは、シャドーロード配下でありこれまでも数々の事件を起こしたメリッサ(Melissa)の襲撃を受け死亡してしまいます。
 ブリタニア政府はロードブリティッシュ城にクレイニン氏のための慰霊碑を建立することで、ブラックソーンの反乱以来長きに渡って活躍したクレイニン氏のこれまでの貢献を称えました。



クレイニンの慰霊碑




○ 5月

 その月の最初の土曜日にベスパーで行われるPCイベント「壱の市」で、アレニーさんの考案によるUO版アタック25が行われました。

アタック25 緑の方が勝利を収めました。




○ 6月

 ブリテインの西部とミノックの東部で局地的な豪雨が降る可能性があったので、大雨警報が発令されました。ブリタニアでは異常気象のたびに警報が発令されるため、大雨警報事態はそれほど珍しくはありません。その後、大雨の降った地方で、凶暴化した風の精霊(air elemental)が発見され、この大雨が精霊の仕業であることが判明しました。

 air elemental自体はブリタニアのところどころで見られる、それほど珍しくない精霊ですが、どうやら大雨の原因になったこのair elementalは何らかの理由で凶暴化していたため、異常気象の原因となったようです。



ミノック鉱山の東側で撮影。


 air elemental自体も珍しくはないのですが、ブリタニアでは、通常の生物もしくはモンスターが凶暴化する原因がそれこそ無数にあるため、凶暴化自体もあまり珍しい現象ではありません。

○ 6月下旬

 徳之島にあるとされる徳之島帝国の宝物庫がモンスターに襲撃される事件が発生しました。その後、宝物を持ったモンスターがそれぞれバラバラに徳之島各地に散ってしまったので、宝物回収が非常に困難になったため、徳之島帝国はブリタニアの冒険者に対して、モンスターに奪われた宝物を禅都の街にいる帝国の貿易大使であるイハラ ソコ(Ihara Soko)に渡せば、奪還した宝物と引き換えに帝国から冒険者に対して報酬が与えることにしました。

 しかし、今回は盗まれた宝物の中にLeurocian’s Mempo of Fortune (通称:幸運メンポウ)という貴重な防具があり、その幸運メンポウは帝国からの報酬と比べてもあきらかに価値が高いので、そのため、この幸運メンポウは徳之島帝国に返還されることはほとんどなかったようです。

(実は筆者もこの幸運メンポウを手に入れましたが、返還するどころか、近々売る予定です)



徳之島チャンピオンエリアになぜか布団がおいてあった(もちろん、動かせない)。後日、もう一度見にいったら消えてました。


 この突然のモンスターによる襲撃はシャドーロードのしわざであることが後に判明します。  7月に入ると徳之島の各地にシャドーロードの分身である「Manifestation of Shadowlords」(シャドーロードの兆候)が出現しました。



よくわからない光景ですが、真ん中にManifestation of Shadowlordsがいる(はず)です。


○ オマケ

Manifestation of Shadowlordsにある程度ダメージを与えたあとに死んでしまったのですが、このとおり、幽霊の状態でもちゃんとTMAFはバックパックに入ります。


○ 7月

 サーペンツホールドの西で、Eniale氏が冒険者たちに向け、カスカ卿の邪悪な意図についての警告を行いました。ところがその警告を行っている最中に多数のデーモンが出現し、襲撃を行いました。デーモン等はその場にいた住民によって撃退され、襲撃があったこと自体がEniale氏の主張を裏付ける結果となりました。

 もともと、カスカ卿の統治者就任は唐突な感じで決定されただけに、住民の間ではあまり快く思わない人も多かったようですが、この事件により、カスカ卿への不信感がますます広がることになりました。



職業名を見る限りEniale氏はあまりスキルが高くないようだ。








○ 8月

 かつて、ブラックソーンの反乱が発生した際に、反乱軍の指揮官であるブラックソーンを撃破するなどの大活躍を見せたドーン女史(Lady Dawn)がひさびさに出てきました。どうやら、シャドーロード撃破のために先頭に立って戦うことを決意したようです。
 ドーン女史がルナの街に向かうとの情報を得たシャドーロード側は、ルナにモンスターを送り込み、ドーン女史を襲撃しましたが、まもなく、そのモンスターはルナに集まった冒険者達により撃退されました。

 後日、ともに戦ってくれた冒険者たちへのお礼として、ドーン女史から静寂のローブが贈られることになりました。


○ 9月3日

 9月3日、かつての「War of Shadow」戦役の際にも姿を見せたクリムゾンドラゴン(Crimson Dragon)が群れがなしてトリンシックの街を襲撃するという物騒な事件が発生しました。。

クリムゾンドラゴン トリンシックを我が物顔に歩くクリムゾンドラゴン。

 恐ろしいことに画面内だけでも合計3匹もいます。街全体では一体、何匹いるのでしょうか……。




プラチナムドラゴン  そのクリムゾンドラゴンを止めるためにプラチナムドラゴン(Platinum Dragon)が冒険者側に立って参戦しました。


2大怪獣決戦 激突する赤と青のドラゴン。




プラチナムドラゴンの正体不明の攻撃。

 一見、通常の冒険者にもダメージがあるように見えますが、モンスターにしか効果がない特殊な攻撃なのか、それとも広範囲に広がる回復魔法なのかはよくわからなかったのですが、とにかく被害はないようです。








クリムゾンドラゴン


 さらに、この戦闘中に両陣営とは別にフェルッカの覇権を争う各派閥所属のギルドメンバーもやってきて、大混戦となりましたが、プラチナムドラゴンの支援を受けている冒険者たちが力を併せ、見事にクリムゾンドラゴンの群れからトリンシックの街を守りました。

○ 9月4日

 翌4日には、長い間、攻撃を防ぐのが精一杯だったブリタニア側がついに攻勢に出ました。ドーン女史率いる冒険者たちがヒスロス島にあるデーモンテンプル地下にあるシャドーロードの拠点に突入しました。

ゲートを開くドーン女史。




 ドーン女史の治めた8つの徳。

 見事に全て埋まっています。




デーモンテンプル地下に突入しました。


  ○ 謎の閃光



○ 炎に埋め尽くされる洞窟



 激戦の末にシャドーロードが撃破されたことで、長きに渡り続いた一連のシャドーロードによるブリタニアへの攻撃に、終止符が打たれることとなりました。

 シャドーロードとの戦闘を終え、ドーン女史と冒険者たちが意気揚々とロードブリティッシュ城に凱旋した際に、中庭でカスカ卿の死体が発見されました。同時刻にロードブリティッシュ場内でシャドーロードの分身である「Manifestations of the Shadowlords」を目撃したという証言もあり、どうやらカスカ卿の出番は終わったようです。



カスカ卿の最後


   直前まで戦場と化していたデーモンテンプル地下で戦っていたので、死体など見飽きている多数の冒険者たちがカスカ卿の死体をそれと知らずに踏んづけて通っていくという、生前のカスカ卿に対する評価を象徴するかのようなエピソードを挟みつつ、ブリタニアの統治者であったカスカ卿の統治は足掛け8ヶ月という短い期間で終了しました。


○ 9月7日

 7日、「ブリタニアの統治者」の地位が空席となったので、これまで、ブラックソーンの乱の鎮圧やシャドーロード撃退などの数多くの輝かしい功績を持つドーン女史が新女王に選出されました。これまでのドーン女史の功績を考えると妥当な人選であると言えるでしょう。


 ただし、カスカ卿の就任の際には「統治評議会によって選出された」との記述があった公式記録も、ドーン女史の選出方法については曖昧な記述にとどまり、選出のいきさつについては不明な点が多いです。

 公式記録には「カスカの令で抑圧されていた民衆は、ブリタニアの窮地を救ったドーンを新たな王へ推すよう声を上げていった」という記述や、ネズミのシェリーの談話として「民の意思により女王の冠が与えられたことを、どうか伝えてください」という文章があるのみで、どの機関がどういう権限と根拠で女王を選出されたかには触れていません。

 一部の住民の間では国王の選出方法について、疑問を持つ者もおり、8日にネクロマンサーの街であるアンブラの近くにある酒場「双月亭」ではドーン即位の正当性をテーマとした討論会が行われました。


双月亭にて スパイダーマンもいる。


 その日はヒスロス島の大規模な火山活動への懸念から、23時以降の住民の行動が制限される(※)中、メンテナンスでサーバーが落ちるのは確実なので、やることがなくてヒマだったから王位選出の正当性に疑問を持つ多くの参加者が双月亭に集まり討論を行いました。

※ サーバーメンテナンスとも言う。

○ 9月9日

 9日深夜(9日の2時から6時の間と思われる)、ヒスロス島西側の海底で、火山活動などというレベルを軽く越え、もはや大規模な地殻変動と言ったほうが正しいと思われるような、出雲シャード史上最大規模の大噴火が発生しました。  この噴火により、ヒスロス島の西側に島とほぼ同じ大きさの巨大な火山が出現し、そこでガーゴイルの世界であるテルマー(Ter Mur)へ通じる洞窟が発見されました。



○ 9月26日

 26日の21時にガーゴイル世界を統治するザー女王(Queen Zhah)が、首都ブリテインにあるロードブリティッシュ城を訪れました。

 このときにザー女王がムーンゲートに向かって呪文を唱えると、ムーンゲートを使ってテルマーへ行くことができるようになりました。これまでテルマーに行くためにはダンジョンアビス(Abyss)を通り抜けるか、移動魔法を使うかのどちらかの方法しかなかったので、誰でも安全にテルマーに行くことができるようになりました。

 なお、この日、ドーン女王(Queen Dawn)が一般の市民の前に姿を現しました。ドーン女王が一般の市民の前に姿を現すのは即位後は初めてです。
 ドーン女史の称号は今までは「Lady」でしたが、26日には「Queen」となっているのが確認されました。
 女王は近衛兵を伴わずに一般市民とともに城からムーンゲートまで移動するなど、即位前と変わらない気さくな一面を見せました。

※ もっともドーン女王はかつて機械化ブラックソーンと真正面から戦い、ほぼ無傷で勝利を収めたことがあるほどの戦闘能力の持ち主なので、警備を行う必要がなさそうです。


○ 10月

 10月下旬に毎年恒例のハロウィンが行われました。今年のハロウィンは例年と違って「Trick or Treat」としゃべっても、街の人々に爆破され、お菓子をねだった者の死体が四散することはありませんでした。 (つまり、去年までは住民の虫のいどころ次第では爆殺されてた)
 また、ブリタニア住民の間で仮装道具を使ってモンスターに変装することが大流行しました。



○ ジャレド失踪事件

 ミノック(Minoc)の街では細工師ジャレド(Jared)の行方がわからなくなり、ブリタニア警備兵と冒険者達による捜索が行われました。


 かねてからモンスターに変身する薬品に興味を持っていたジャレドが魔女グリゼルダの変身薬レシピを盗みだしてしまいました。

魔女グリゼルダのセリフ集

 レシピを参考にしてモンスターに変身したものの、薬品調合に失敗したため、外見どころか知能までモンスター並に退化してしまい、その後、ダンジョン内でさまよっている ところを冒険者達により保護されました。


○ ジャレドの日記

 ミノック鉱山にあるジャレドの研究室。
 ジャレドの日記 1日目

 トマスとはジャレドの師匠である玩具職人Tomas O'Neelanのことです。
 ジャレドの日記 2日目・3日目

 人間がモンスターに変身する効果のある薬の実験なので、当然ながら人間に飲んでもらわないといけないため、ジプシーを何人か雇ったようです。
 ジャレドの日記 7日目  雇ったジプシーがすべて行方不明になってしまったので、当然ながらジプシーキャンプのジプシーたちがジャレドにたいして不信を抱くことになりました。

 これ以上ジプシーを雇えないので自分自身を実験台にしたようです。
 ジャレドの日記 8日目

 どうやら完全にモンスターになってしまったようです。ちなみに会話に「S」や「th」が多く混じっているのはリザードマン語の特徴です。


○ 11月

 ブリタニアでも感謝祭が行われることになりました。感謝祭にちなんで畑で光るかぼちゃが収穫されました。

ターキー  この時期にブリタニア各地で体長約5mの巨大七面鳥ジャイアントターキー(Giant Turkey)がブリタニア各地に出現。


 この七面鳥は性質はおとなしく積極的に人を襲うことはないものの、その巨体を維持するためか食べられそうなものは片っ端から食べていくという習性があり、生態系の保護のために生物学者がジャイアントターキーの駆除を要請するという異例の事態になりました。

 しかし、ジャイアントターキーはグレータードラゴン(野生)どころかそこらのダンジョンボス並の耐久力と攻撃力持っているため、ブリタニア各地で駆除を行う冒険者たちと戦闘になり、冒険者側に多数の死者が出る事態になりました。


○ 12月

 今年もブリタニアに大雪が降り、あたり一面が雪で真っ白になりました。
 ムーングロウの街では仮装用の新衣装の配布が行われました。

魔力抽出バッグと呼ばれていた袋  12月には吹き込みスキルの修正が行われ、通常のバックパックなどに入ったアイテムからも直に魔力を抽出できるようになったため、9月に販売がはじまったばかりの魔力抽出バッグは登場からわずか3ヶ月足らずでその役目を終え、早くも道具屋の店頭から姿を消すこととなりました。




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