割と大雑把なガーデニング入門




 ここではUOの植物栽培の注意点などについて、ものすごく簡単にまとめてみることにしました。

 ここに書いてある内容は「植木鉢もらったけど(※1)どうすればいいのかわからない」「イベントだからやってみようと思うけどなんか面倒そう」など、栽培について完全にまったく知らない人向けに超てきとーにまとめただけです。

 例によって、詳しい内容を知りたい方は他の情報サイトをご覧ください。







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■ 準備するアイテム

 準備するアイテムは植木鉢・種・水差し・各種ポーションなどです。他にも栽培で役に立つアイテムはあるのですが、最低限これだけ用意しておけば充分です。


 植木鉢は街の道具屋NPC(provisioner)が販売しています。
 植木鉢を買ったら、植木鉢をWクリックして土のある場所をターゲットすることで鉢に土をいれることができます。
 次に「水のピッチャー」をWクリックして、植木鉢に2度水を与えれば、種を植える準備は完了です。

 植木鉢は基本的にどこの街の道具屋でも売っているのですが、テルマーのロイヤルシティなど植木鉢を扱っていない街もあるので注意してください。
 植物を育てるのに何よりも重要なのはポーションです。「毒薬・強」(緑色のポーション)・ 「解毒薬・強」(オレンジ色)・ 「回復薬・強」(黄)・ 「筋力増強薬・強」(白)の4種類です。
 この4種類の中で、特に大量に必要なのが「毒薬・強」(緑色のポーション)・「解毒薬・強」(オレンジ色)の2つです。

 「解毒薬・強」は戦闘時に消費されることが多いので多くのPCベンダーで売られているのですが、「毒薬・強」は名前の通りの毒薬で植物の栽培にしか使われないため、錬金スキルを持っているPCに頼んで作ってもらったほうがいいかもしれません。

 なお、毒薬には「毒薬・強」よりさらに上のランクの毒薬がありますが、そちらは栽培には使えないので間違えないように気をつけてください。
 ブリタニアでは毒といえばモンスターその他の毒殺に使われるのが一般的なので、ブリタニアの錬金術師の皆様に種類を指定せずに「毒薬を作ってくれ」と頼んだら、普通は最上位の毒薬が出てくると思ってください。

 栽培に使う場合はあらかじめ、薬の用途を伝えておきましょう。

 残りの「回復薬・強」(黄)・ 「筋力増強薬・強」(白)は栽培ではあまり使う機会がないのですが、一応、ある程度は用意しておいてください。
 この2種類の薬品については、PCベンダーでも多く見かけるため入手は簡単です。


 水差しは酒場か宿屋で売っています。こちらは植木鉢とは違い、ブリタニアのほとんどの街で売っています。
 ブリタニアでは、一般的なRPG世界であればどんな街にもあってしかるべき重要施設(鍛冶屋とか)が存在していないなどという困ったことが頻繁に発生していますが、そんなブリタニアでもなぜか酒場か宿屋のどちらかがありますので水差しについては問題なく入手できるはずです。

 そういうわけでかなりありふれたアイテムである水差しですが、1つの水差しで40回も使えます。水がなくなったら家具アドオンの水槽から汲むこともできますが、花屋でもはじめるのならともかく、10鉢分くらいしか育てない場合は水差しを買ってきたほうがましかもしれません。


 最後に種なんですが、種を出すモンスターが非常に多く、種の種類自体も大量に存在するため、種については他の情報系サイトをご覧ください。
 あまりやる気のないこのページと違って、図入りで解説されているので、そちらのほうがよっぽどわかりやすいです。



■ 栽培の基本について


○ メニュー画面



 左の画像は植木鉢をWクリックしたときに表示されるメニュー画面です。
 重要なのはメニューの左側です。骸骨やキノコなど露骨にやばそうなアイコンが並んでます。

 これらはその植物がどのような状態になっているかを表示しています。図のとおり、害虫・菌類・毒・病気という植物にとっての被害を表しています。
 この4種類のどれか一つに感染していたとしてもその植物はまったく成長しなくなります。

 これらの植物にとっての害になるものをひたすら取り除き、植物を成長させましょう。
<植物の被害と対応するポーション>

 植物の被害に対するポーションは次の通りになっています。

害虫:毒薬(緑色)
菌類:解毒薬(オレンジ色)
毒:回復薬(黄色)
病気:回復薬(黄色)




 文章だとちょっとわかりづらいのですが、図にすると左の画像の様になります。

 メニュー左側の2番目(害虫)で被害があったら、メニュー右側の2番目(緑ポーション)を押し、メニュー左側の3番目(菌類)で被害があれば、右側の3番目(オレンジポーション)を押すという感じになります。

 また、水を与える場合は水差しのアイコンをクリックしてください。

 なお、毒・病気についてはポーションを使いすぎたときにのみ発生する症状なので、自然状態だと発生することはありません。  そういうわけで黄色ポーションのボタンを押すことはあまりありません。
 白いポーションは植物の健康維持ということになってはいますが、よほど植物が弱っているとき以外は使わなくても何も問題はありません。

 基本的に栽培の操作説明はこれで終わりです。薬品集めなどは結構大変なんですが、操作自体は意外と簡単だったりします。




■ あると便利な栽培用アイテム

 ここでは栽培用の便利なアイテムを紹介しています。あれば便利というだけなので、なくても栽培には支障はありません。

 水精のデキャンタは水差しと同様に、植木鉢に水を与えるときに使用するのですが、こちらは家の中の水槽とリンクすることで自動的に水を補給してくれます。

 入手方法は割と簡単でまず酒場か宿屋で水差しを買ってきて、野生のWater Elementalのいる場所に行き、水差しをWクリックしてWater Elementalをターゲットすると水精のデキャンタを作成することができます。
 なお、作成に失敗することも多いので、あらかじめ水差しは多めに用意してください。10個くらいあれば1回くらいは作成できると思います。
 こちらはFertile Dirtという土です。

 このFertile Dirtは1日に2段階植物を成長させる効果があります。効果が発揮される確率は30%です。

 植物の種を植える時には植木鉢に土をいれるのですが、その際に土の代わりにこのFertile Dirt(1つの鉢につき20個必要です)を選ぶことで使用します。

 入手方法ですが、現在ではMysticism(神秘呪文)用の秘薬としても使われているのでテルマーのロイヤルシティの秘薬屋なら買うことができます。他の街の秘薬屋で買うことはできないので(2012年8月現在)注意してください。

 また、Earth ElementalやAnt Lion(アリジゴクのこと。アリの巣に生息しているモンスター)などのモンスターからも入手することができます。



■ おまけ

 こちらでは植物の成長後の画像などを掲載しています。
 決して使わない画像が大量にあったのがもったいなくて貼っているわけではないのです。

 まずは種をまいた直後の画像です。当然ながら土しかありません。
 すこやかな成長を祈りつつメニュー画面を閉じることくらいしかできることはありません。
 3日経過しました。かなり大きくなってきました。

 あいかわらず、害虫やキノコなどとの格闘は続きます。

 なお、植物によっては害虫や菌類に強い種類もあったりします。大雑把な傾向としては花が咲くタイプの植物は害虫・菌類に弱く、サボテンなどは害虫・菌類への耐性があるようです。
 7日経過。見事に成長しました。こうなると袋を別に用意していれておかないとバックパックの中でもかなり邪魔になります(SAクライアントの場合は表示形式を変えればあまり邪魔になりません)。
 
 カカオを地面に置いてみました。人間よりもはるかに大きいです。もはや完全に樹木そのものです。
 




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※1 筆者も海戦イベントの賞品として成長途中の植物を選手に贈ったことがある。世話をする必要のない観葉植物の状態で渡す予定だったが、観葉植物化までに非常に時間がかかるため、イベントに間に合わなかった。
 栽培なんてやったことがない選手もいたはずなんで、植物の世話は大変だったかもしれない

 なお、その時に贈った植物は当時導入された「バニラの花」だったが、偶然にもその海戦イベントの直後に花から資源として取れるバニラ(食材)を大量にするGMイベントがはじまったため、「バニラ」栽培が一大ブームが発生した。
 バニラは1個5~10万gpで取引されるという異例の事態となった。


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