第11回〜




ルール

スケジュールと係員の役割について


第11回

第12回

第13回






第11回大会 09年4月11日開催 対戦相手:Blood elemental


○ 順位

順位入賞者名撃破タイム
1位ライラックさん(キャラ名:Fay)36秒
2位wakouさん76秒
3位ラゴさん100秒


○ 賞品

順位賞品名
1位8徳装備セットと賞金200k
2位火桶4個セットと、徳之島レアの「sake」のセットと
賞金100k
3位襲撃イベント産の黒いプレートメイルセットと
賞金50k


第11回タイムアタック大会

■ 寸評:

○ 半年ぶりのタイムアタック大会

 08年11月以来、約5ヶ月ぶりの開催となった今回のタイムアタック大会は、開始前には人が集まるかどうか不安だったが、フタをあけてみれば、参加者・見学者あわせて15名ほどが集まる大盛況となった。おかげで、選手や司会の蘇生(※1)がスムーズに進み、22時半の開会式から閉会式まで1時間程度という早いスピードでのイベント進行となった。

○ 上位をメイジが独占

 過去に3度も優勝しているライラックさんはともかく、2位のwakouさんや3位のラゴさんもメイジキャラでの上位入賞となり、大会史上はじめて(※2)メイジキャラが上位3位を独占することになった。
 ライラックさんは前回に引き続き、今回も優勝、見事に連覇を果たした。ライラックさんはこれで通算4度目の優勝となる。


※1 選手はともかく、なぜ司会まで死んでしまうのかというと、競技の性質上、試合会場まで誰かがモンスターを会場までひっぱってきて、選手の近くにモンスターが移動したタイミングを見計らって、モンスターからのターゲットを切らなければならない。
 しかし、ここでインビジの魔法かハイドスキルなどを使うと、いまいち試合開始のタイミングを取りづらいため、司会がその場でモンスターに撃破されれば解決できるという結論に達した。
 この「解決策」のおかげで、選手の勝敗にかかわらず、司会は確実に死ぬこととなった。もともと選手の死亡率が6割を超える競技なので、結果として、多数の死体が転がり、無数の骨と大量の血が散乱している中、選手がひたすらモンスターを叩き続けるという、かなり殺伐とした光景が展開されることになった。

※2 ドラゴンが対戦相手だった第3回大会も一応、3位までにメイジ以外の選手はいないといえなくもないが、そもそも、ドラゴンに勝てた選手がたったの一人しかいなかった。






第12回大会 09年8月1日開催 対戦相手:Terathan Avenger



○ 順位

順位入賞者名撃破タイム
1位ライラックさん(キャラ名:Fay)42秒
2位Showさん98秒
3位Alsionさん110秒


○ 賞品

順位賞品名
1位ドレッドホーンの剥製と賞金20万gp
2位火桶2個セットと賞金10万gp
3位ドラゴンウロコ鎧セットと賞金5万gp


蜘蛛城の地下にて



■ 寸評:

○ アーチャー大活躍

 このタイムアタック大会には弓を使用武器として参加する選手が非常に少なく、アーチャーが上位に入ったのも第10回大会のスマさんだけだったが、今回はなんとアーチャー(※)が3人も参加した。
 特にAlsionさんは忍術スキル入りのアーチャーという珍しいスキル構成で、分身を巧みに使い、モンスターの動きを止め、的確に攻撃し、3位入賞を果たした。

○ ライラックさん3連覇

 アーチャーが3人、メイジが2名という飛び道具が多く使われた今大会だったが、前回前々回と優勝しているライラックさんが、同じくメイジのShowさんを振り切って、見事に3連覇を果たした。
 ライラックさんの優勝はこれで3回連続5度目の優勝となる。



優勝したライラックさん

※ アーチャーに分類される参加者には主催者である著者本人も含まれる。

・・・一度くらいは、私もこの大会に参加してみたいな〜と前から思ってたので、今回は思い切って参加してみました。もちろん、順位には関係のないエキシビションマッチという形です。
 ところが、飛び道具である弓を使っているにもかかわらず、動きが早いとはいいがたいTerathan Avengerに殴られるというありさまで、撃破タイムは57秒とあまり伸びませんでした。やっぱり付け焼刃じゃダメですね(・_・;)





第13回大会 10年4月24日開催 対戦相手:Ruddy boura

ネクロマンサーアリーナ


○ 順位

順位入賞者名撃破タイム
1位ほたるさん53秒
2位ライラックさん(キャラ名:hello)56秒
3位Reiさん67秒
4位Pattyさん 72秒


○ 賞品

順位賞品名
1位優勝賞品は高級木材使用ソウルフォージ4個セット(heartwood[暗緑色]・bloodwood[濃赤褐色]・frostwood[水色] yew[茶色])と賞金20万gp

※ ()内は木材の種類と色。現在のブリタニアには通常色の木材の他に、oak・ash・yew・heartwood・bloodwood・frostwoodの6種類の木材が存在する。
2位Mantra Effervescence像とレアアクア色で塗られた「うみつけられた卵」と賞金10万gp
3位自然染料4個セット(アクア・マゼンダ・ピンク・ファイア)と賞金5万gp


■ 寸評:

○ 新モンスター登場

 今大会は新パッケージUOSA(Ultima Online Stygian Abyss)導入後初の大会ということで、新大陸テルマーの野生動物であるRuddy Bouraが対戦相手となった。

 Ruddy BouraはHPこそ400以上もあるが、魔法や特殊攻撃もなく足も遅いため、今大会のみ飛び道具(魔法・弓・ブーメラン)が禁止の特別ルールで競技を行った。
 ただし、離れれば攻撃は飛んでこないとはいえ、打撃力は結構高めなので(物理抵抗が50でも30近いダメージを受ける)、ダメージを受けた際のスタミナ減少で攻撃速度が大きく落ちることもあるため油断は禁物である。

○ ほたるさんが初優勝



ほたるさん

 参加者10人での開催となった今回では初出場の選手が多い大会となった。

 フレッシュな顔ぶれが数多く並ぶ今大会を象徴するかのように、初出場のほたるさんが忍術スキルを駆使する戦法でRuddy bouraの攻撃を防ぎ見事に初優勝を飾った。

■ 賞品解説

赤木材で作ったソウルフォージ

 UOSA後初の大会ということで賞品もSA導入の新アイテムが並んでいる。

 3位の賞品は、自然染料4個セット(アクア・マゼンダ・ピンク・ファイア)。この自然染料は武器・防具・アクセサリーなどを染めることのできるアイテムで、PCが育てることのできる植物が材料となっている。染料の色は植物の色と同じで、赤い植物からは赤い染料、青い植物からは青い染料をつくることができる。

 2位はMantra Effervescence像とレアアクア色で塗られた「うみつけられた卵」の「青くて丸いもの2個セット」。Mantra Effervescence像はMLダンジョン「prizm of light」のボスからの戦利品。「うみつけられた卵」はダンジョンDOOM内のアイテムでなんらかの生物の繭らしい。その繭をレアアクア色の自然染料で染めてみた。


 優勝賞品は高級木材使用ソウルフォージ4個セット(heartwood[暗緑色]・bloodwood[濃赤褐色]・frostwood[水色] yew[茶色])でした。
 ソウルフォージとはSA導入の新生産スキル練成(Imbuing)のための炉のことで、材料にレリックの破片を使用するため製作コストがかなり高い家具となっている。
 練成スキルとはマジックアイテムに任意のプロパティを吹き込むというスキルで、早い話が自分の好きな装備を作成が可能になるという結構とんでもない生産スキルである。
 それなら、このソウルフォージはかなり役に立つ内装アドオンではないかと考える方もいるかもしれないが、実際のところ、ソウルフォージのサイズはなんと縦4マス×横4マス(面積は16マス)もあり(かつてブリタニアで主流だったSmall house[床面積は5×5の25マス]に置こうものなら床の3分の2がソウルフォージで埋まる)、大型化が進んだ現在のブリタニアの住宅ですら設置をためらわざるを得ない大きさであると言える。
 そのうえ、新大陸テルマーの首都Royal cityには2つのソウルフォージがあり、そのどちらにも練成スキル使用時に成功率アップの効果があるため、結構値段も高くかなり場所を取る割には、特に成功率アップボーナスがあるわけでもないPC製ソウルフォージは結局 ちょっとした性能のマジックアイテムの作成か練成スキル上げにしか使われない。

 練成スキルが脚光を浴びている割には、いまいち扱いづらい内装アドオンであるといえる。






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